レビュー

無料で無制限に写真・音楽・動画・文書を保存&ストリーミング再生可能なオンラインストレージ「Hive」


デジカメやスマートフォンなどの写真や動画、ネットで保存した画像や、好きな音楽のMP3ファイル、学校や仕事で作成したドキュメントファイルなどなど、容量を圧迫するファイルは知らない内にどんどん増えてしまうもの。そんな「残しておきたいもの」から「削除しても良いか分からないもの」まで、ありとあらゆるファイルを無料かつ容量無制限でブラウザアプリからアップロードしまくれる上に、保存したファイルをストリーミング再生できるクラウドストレージサービスが「Hive」です。

Mix, Share and Play Without Limits
https://www.hive.im/

「Hive」を使ってみるには、「OPEN THE WEB APP」をクリック。


「GET A FREE ACCOUNT」をクリック。


なお、無料アカウントは無料で無制限のストレージが使えるほかに、「保存している音楽や動画の高音質・HD画質ストリーミング再生」「ダウンロード&ストリーミング速度の制限ナシ」「広告ナシ」といった機能が備わっています。さらに3ドル(約320円)/6ドル(約640円)/9ドル(約960円)の有料のプレミアムプランもありますが、記事執筆時点で提供しているのはベータ版であるため、無料でフル機能を使うことができます。


アカウントはFacebook・Google+・メールアドレスで登録が可能。今回はメールアドレスでアカウントを作成します。


名前・名字の順番で氏名を入力したら「GET A FREE ACCOUNT」をクリック。


次にメールアドレスとパスワードを入力して「GO」をクリックするとアカウントが作成されます。


Hiveのウェブアプリのトップページはこのようなインターフェース。


さっそく写真をアップロードしてみます。保存したい写真をローカルからドラッグすると、画面の表示が切り替わるため、ファイルをドロップするだけ。


画面下側にはアップロードの進行一覧が表示されます。右側に「IN YOUR HIVE!」と表示されたらアップロードが完了したということ。


アップロード済みのファイルは「TRANSFERS」に格納されます。内容確認はファイルをダブルクリックすればOK。


「VIEW」をクリックすると、HIVEのビューワーで保存している写真が表示され、「DOWNLOAD TO MAC」をクリックすると元画像をローカルにダウンロードできるというわけです。なお、Windows PCで操作を行っているものの、なぜか「DOWNLOAD TO MAC(Macにダウンロードする)」と表示されていますが、ファイルは問題なくダウンロードできました。


画像のURLが分かっていればコピー&ペーストするだけで自分のHIVEアカウントに保存することも可能です。


試しに、一度に大量のファイルをフォルダごとアップロードしてみましたが、ファイルが詰まってアップロードが停止することはなく、割とスムーズに全てアップロードできたのは秀逸。


次は1.93GBの容量が大きいAVIファイルをアップロードしてみます。「かなり時間がかかるのでは……」と覚悟していましたが、なんと10分程度でアップロード自体は完了。


ファイルを開いてみると、写真とは違って左側のボタンが「WATCH」になっています。


クリックすると、アップロードした動画がストリーミング再生されますが、アップロード直後だとしばらくは再生することができないので注意が必要。


さらに、SoundCloudでダウンロードしたMP4ファイルも問題なくアップロードできました。「LISTEN」を押すと音楽プレイヤーが立ち上がって曲を再生できます。ビットレートを32Kbps~320Kbpsまで変更できるのもうれしいところ。


なお、アップロードしたこれらのファイルは、ドラッグ&ドロップで任意のファイルに分類して整理することができるので、無制限にファイルをアップロードしまくった後は整理整頓が必要。さらにサブフォルダを作成するには、フォルダをクリックして……


フォルダ内のNEW FOLDERをダブルクリックします。


分かりやすいファイル名を入力して「CREATE FOLDER」をクリックするだけ。なお、ベータ版が終了すると有料プランが登場するわけですが、「フレンド」の数によって無料でプレミアムアカウントをゲットできるようになっています。フレンド同士ではアップロードしているファイルを閲覧・共有することできますが、見られたくないファイルはフォルダ作成時に「LOCK FOLDER」をクリックすれば、自分以外の人がアクセスできなくなるので安心です。


ロックしたフォルダには、一目で分かるように南京錠アイコンが表示されます。


こんな感じでどんどんサブフォルダを作れば、大量にファイルをアップロードしまくっても、すぐにお目当てのファイルを探し当てることができるはず。


Hiveは、PCではブラウザだけで専用ソフトウェアなどは不要ですが、iPhoneからアクセスしてみたところ、サービスを利用することができなかったものの「iOSアプリを準備中」とのこと。ベータ版の提供が終了しても容量は無制限のままなので、「手元のファイルが多すぎて管理に困っている……」という人にはうってつけのサービスです。

◆2014年10月30日 13:06 追記
Hiveの日本ユーザーの増加に伴って、WEBアプリの日本語ベータ版が登場しています。接続するだけで自動的に日本語のインターフェースが表示されるようになりました。

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in レビュー,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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