ハードウェア

Western Digitalが初のコンシューマ向けSSD「WD Blue」と「WD Green」を発表


HDDの大手であるWestern Digitalが、SanDisk買収以来初となるコンシューマ向けSSD「WD Blue」と「WD Green」を発表しました。

Western Digital introduces WD Blue and WD Green Solid State Drives | Western Digital (WD)
https://www.wdc.com/about-wd/newsroom/press-room/2016-10-11-western-digital-introduces-wd-blue-and-wd-green-solid-state-drives.html

Western Digital finally offers a consumer SSD
https://www.engadget.com/2016/10/11/western-digital-finally-offers-a-consumer-ssd/

Western Digitalが発表したSSDはWD BlueとWD Greenの2種類で、両者共に2.5インチとM.2 2280という2種類のフォームファクタが用意されています。

WD BlueはインターフェイスがSATA 6Gbpsで、容量が1TB・500GB・250GBの3種類用意されており、高い処理能力を求められるハイエンド向けSSDです。平均消費電力は50mWで、シーケンシャルリードが1TBと500GBのモデルで545MB/s、250GBのモデルで540MB/s。シーケンシャルライトは1TB・500GBが525MB/s、250GBが500MB/sです。


WD GreenはエントリークラスのSSDで、240GB・120GBの2種類が用意されています。平均消費電力はWD Blueよりも少ない50mW。シーケンシャルリードは240GB・120GB共に540MB/sで、シーケンシャルライトは240GBモデルが465MB/s、120GBモデルが430MB/sです。


WD BlueとWD Greenはすでに製品ページが公開されており、WD Blueのみ販売が開始済み。WD Blueの価格はフォームファクタ2.5インチの250GBモデルが86.99ドル(約9100円)、500GBモデルが149.99ドル(約1万5600円)、1TBモデルが299.99ドル(約3万1000円)、フォームファクタM.2 2280の250GBモデルが91.99ドル(約9600円)、500GBモデルが155.99ドル(約1万6000円)、1TBモデルが310.99ドル(約3万2500円)となっています。なお、日本での発売に関しては記事作成現在のところ不明です。

WD Blue SSD | Western Digital (WD)
https://www.wdc.com/products/solid-state-drives/wd-blue-ssd.html


WD Green SSD | Western Digital (WD)
https://www.wdc.com/products/solid-state-drives/wd-green-ssd.html

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
SSDにデータを書込みまくり再起不能に追い込む耐久試験で分かった信頼性に関する真実とは? - GIGAZINE

Googleのデータセンターで使うSSDを調査して分かったSSDの信頼性を推測するのに大切な要素とは? - GIGAZINE

ついに60TBの超大容量SSDをSeagateが発表 - GIGAZINE

高速・高耐久・大容量のSSD「Intel Optane」の登場時期が流出資料から明らかに - GIGAZINE

ついに世界最大容量15TBの大容量SSDが出荷開始される - GIGAZINE

Intel・SamsungなどのSSDがどれぐらいの寿命なのか長期間の耐久テストで判明 - GIGAZINE

in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.