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【訃報】「ドカベン」などで知られる漫画家・水島新司さん死去


「ドカベン」「野球狂の詩」「あぶさん」など多数のヒット作を生み出し、野球漫画の第一人者として知られる水島新司さんが肺炎のため亡くなりました。82歳でした。

漫画家の水島新司さん死去 「ドカベン」 82歳:北海道新聞 どうしん電子版
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/634182

【速報】漫画家の水島新司さん死去 | 社会 | 新潟県内のニュース | 新潟日報モア
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20220117664511.html

漫画家 水島新司さん死去 「ドカベン」などで世代超えた人気 | 訃報 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220117/k10013434441000.html

水島さんは1939年(昭和14年)4月10日生まれ、新潟県新潟市出身で、貸本漫画家としてデビュー。1969年、本格的な野球漫画の1作目となる「エースの条件」を「週刊少年キング」に連載。


1970年からは「剛球」ピッチャー・藤村甲子園が甲子園優勝、そして長嶋茂雄との対決を目指す「男どアホウ甲子園」を週刊少年サンデーに5年・全28巻にわたり連載。


1972年から「週刊少年マガジン」で連載した「野球狂の詩」は実写映画化&テレビアニメ化されたことでも有名です。


そして同じく1972年から、週刊少年チャンピオンに「ドカベン」を掲載。「気は優しくて力持ち」なドカベンこと山田太郎らの活躍を描く野球漫画で、1981年の連載終了までに全48巻が刊行されました。


「ドカベン」はこのあと、他の水島作品のキャラクターが一堂に会する「大甲子園」を経て「ドカベン プロ野球編」「ドカベン スーパースターズ編」「ドカベン ドリームトーナメント編」と続き、2018年に完結。シリーズの総巻数は205巻に到達しました。


また、「ドカベン」と並行して1973年から「ビッグコミックオリジナル」に連載を開始した「あぶさん」も、2014年まで続く長期連載となりました。


「ドカベン」が完結した2018年に「あぶさん」の読み切りを描いたのを最後に作品の発表を終え、2020年12月1日に漫画家引退を発表。「長年お世話になった出版関係者の皆様、漫画界、野球界、作画スタッフ、そしてなによりも作品を支えてくれた読者の皆様、本当にありがとうございました。」とのメッセージを発表していました。

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in マンガ, Posted by logc_nt

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